Red Hat Enterprise Linux(以下、RHEL)は、有料サブスクリプション契約を結ばないとOS ダウンロードはもちろん、パッケージ管理(アップデート)を利用できない制約があります。 しかし、ここ数年前から開発者のサブスクリプションが発表され、個人使用目的でインストールを試したり、検証環境を構築しようとする場合、無料でOSをダウンロードしてパッケージ管理(アップデート)ができるようになりました。 開発者サブスクリプションは非商業的用途にのみ使用でき、様々な開発およびテスト環境でRHELを自由に活用できるようにサポートします。 このサブスクリプションによってRed Hatの強力な機能と安定性を経験しながら、商業的環境に転換する時に必要なすべての準備を整えることができます。
RHEL開発者の購読を通じて無料でRHELをダウンロードして使用する手続きは以下の通りです
Red Hat開発者サブスクリプション登録
Red Hat Enterprise Linux 開発者プログラム ウェブサイトへ移動します。
https://developers.redhat.com/products/rhel/download?extIdCarryOver=true&sc_cid=701f2000001OH7EAAW
RHEL ダウンロード
ページに移動すると、ページの下段に以下のようにダウンロードできるすべてのバージョンのリストが表示されます。
ダウンロードを押すと、ログイン画面が表示されます。 “Register for a Red Hat account”をクリックしてRed Hatアカウントを作成します。 既存のアカウントがある場合はログインします。 ログイン後、インストールイメージをダウンロードすると、自動的にライセンスが発行されます。
開発者サブスクリプション確認
開発者サブスクリプションライセンスは自動的に発行されます。発行されたライセンスは、以下のURLから確認できます。「Red Hat Developer Subscription for Individuals」という1年間有効なサブスクリプションが発行されたことが分かります。
https://access.redhat.com/management/subscriptions
RHELインストール
RHELをインストールする手順は以下のポストを参照してください。
- Red Hat Enterprise Linux 7.9 DVDバージョンインストール
- Red Hat Enterprise Linux 7.9 DVDバージョンインストール後はrepolistが0件?
RedHat Subscription Manager 登録
以下の記事を参照してください。
Red Haterhel-7 パッケージストア(Repository)を使用するためのSubscription Manager登録
RedHat Subscription Managerに登録されたマシン情報は、以下のサイトで確認できます。
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