ストレージ速度評価: ノートPC LG gram (14Z90RS-KA74J1)(i7 13世代, 16GB, 512GB SSD)の内蔵CドライブとBuffalo製USB 4接続ポータブルSSDの比較

その他

LG gram(i7、13世代、16GB、512GB SSD)は、その高性能により多くのプロフェッショナルユーザーから注目されています。この記事では、内蔵SSD(512GB)のCドライブとUSB 4接続のポータブルSSD(2TB)とのパフォーマンスをCrystalDiskMark 8.05を使用して比較し、どの程度の速度差があるかを検証します。

測定方法

  • テスト環境:
    LG gramにWindows 11をインストールし、最新のドライバーとファームウェアを更新。
  • 内蔵SSDの測定:
    CrystalDiskMark 8.05を使用して、内蔵SSD(512GB)の読み書き速度を測定。
  • USB 4接続SSDの測定:
    同じくCrystalDiskMark 8.05を用いて、USB 4接続のポータブルSSD(2TB)の速度を測定。
  • データ比較:
    両方のデバイスの速度データを比較し、パフォーマンスの差を分析。

測定結果

内蔵SSD(512GB) Cドライブ

このノートPCの内臓SSD(512GB)を2回測定しました。

シーケンシャルリード: 6873.09 MB/s
シーケンシャルライト: 1158.86 MB/s
ランダムリード: 491.65 IOPS
ランダムライト: 186.29 IOPS

USB 4接続のポータブルSSD(2TB)

今回測定に使ったのはBuffalo製SSD-PE2.0U4-SAのポータブルSSD(2TB)です。

SSD-PE2.0U4-SA : よくあるご質問 | バッファロー

2回測定しました。

シーケンシャルリード: 3704.41 MB/s
シーケンシャルライト: 3130.90 MB/s
ランダムリード: 975.21 IOPS
ランダムライト: 763.74 IOPS

パフォーマンス比較

LG Gramの内蔵SSD(512GB)がUSB 4接続の携帯用SSD(2TB)よりシーケンシャルリード速度に優れ、USB 4接続の携帯用SSD(2TB)がLG Gramの内蔵SSD(512GB)よりシーケンシャルライト速度に優れていることが確認できました。 ランダムアクセス速度ではリード、ライトともにUSB 4 接続のポータブルSSD(2TB)が優れていることがわかりました。

結論

LG Gramの内蔵SSD(512GB)は多少リード、ライトの処理速度に差が大きく、測定時にも数値が不安定でした。 USB4接続のポータブルSSD(2TB)がリード、ライトともに同様の速度を見せるため、安定性の面ではより良いと言えると思います。

この分析が、どのポータブルストレージがご自身のニーズに最適か判断する際の一助となれば幸いです。

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