Visual Studio 2019でDebugのため、ブレークポイントの一覧を表示する方法

Visual C/C++

Visual Studio 2019は、Microsoftが提供する強力な統合開発環境(IDE)であり、プログラマーが効率的にコードを記述し、デバッグを行うための多くの機能を備えています。デバッグプロセスの中で特に重要なのがブレークポイントの設定です。ブレークポイントを適切に管理することで、コードの特定の部分でプログラムの実行を一時停止し、その時点での変数の状態やプログラムの挙動を詳細に調査することが可能になります。

この記事では、Visual Studio 2019でブレークポイントの一覧を表示し、管理する方法を詳しく説明します。これにより、デバッグがより一層簡単かつ効率的になります。

ブレークポイントウィンドウを開く

Visual Studio 2019においてブレークポイント一覧を表示するには、まず「デバッグ」メニューを開きます。メニューバーから「デバッグ」をクリックし、「Windows」サブメニューの中から「ブレークポイント」を選択してください。これにより、「ブレークポイント」ウィンドウが開きます。

ブレークポイントの確認と編集

ブレークポイントウィンドウでは、プロジェクト内のすべてのブレークポイントが一覧で表示されます。各ブレークポイントの横には、そのブレークポイントが設定されているファイル名と行番号が表示されています。ここから、任意のブレークポイントをクリックして選択し、右クリックメニューを使用して「有効にする」、「無効にする」、「削除する」といった操作が行えます。

ブレークポイントの条件設定

ブレークポイントを更に効果的に活用するためには、条件を設定することが推奨されます。ブレークポイントを右クリックし、「条件…」を選択することで、特定の条件下でのみブレークポイントがトリガされるよう設定できます。

例えば、「変数xが5以上の場合のみ停止」といった条件を付け加えることが可能です。

「アクション」>「出力ウィンドウにメッセージを表示します」 に出力メッセージを設定するすると以下の出力ウィンドウに表示されます。

まとめ

Visual Studio 2019の「ブレークポイント」ウィンドウを活用することで、ブレークポイントの管理が大幅に楽になります。この機能を用いて、効率的かつ効果的にデバッグ作業を進めていくことができます。上記の手順に従い、あなたのデバッグプロセスをさらに最適化しましょう。

タイトルとURLをコピーしました