ストレージ速度評価: Surface Pro 9(i7、12世代、32GB、1TB SSD)の内蔵CドライブとBuffalo製USB 4接続ポータブルSSDの比較

その他

Surface Pro 9(i7、12世代、32GB、1TB SSD)は、その高性能により多くのプロフェッショナルユーザーから注目されています。この記事では、内蔵SSD(1TB)のCドライブとUSB 4接続のポータブルSSD(2TB)とのパフォーマンスをCrystalDiskMark 8.05を使用して比較し、どの程度の速度差があるかを検証します。

測定方法

  • テスト環境:
    Surface Pro 9にWindows 11をインストールし、最新のドライバーとファームウェアを更新。
  • 内蔵SSDの測定:
    CrystalDiskMark 8.05を使用して、内蔵SSD(1TB)の読み書き速度を測定。
  • USB 4接続SSDの測定:
    同じくCrystalDiskMark 8.05を用いて、USB 4接続のポータブルSSD(2TB)の速度を測定。
  • データ比較:
    両方のデバイスの速度データを比較し、パフォーマンスの差を分析。

測定結果

内蔵SSD(1TB) Cドライブ

このノートPCの内臓SSD(1TB)を2回測定しました。

シーケンシャルリード: 3362 MB/s
シーケンシャルライト: 2891 MB/s
ランダムリード: 415 IOPS
ランダムライト: 359 IOPS

バッテリー使用時は以下の性能になりました。

USB 4接続のポータブルSSD(2TB)

今回測定に使ったのはBuffalo製SSD-PE2.0U4-SAのポータブルSSD(2TB)です。

SSD-PE2.0U4-SA : よくあるご質問 | バッファロー

2回測定しました。

シーケンシャルリード: 3701 MB/s
シーケンシャルライト: 3149 MB/s
ランダムリード: 407 IOPS
ランダムライト: 295 IOPS

パフォーマンス比較

USB 4接続のポータブルSSD(2TB)がSurface Pro 9の内蔵SSD(1TB)よりもシーケンシャルリード・ライト速度で驚くほど優れていることがこのグラフで明らかになりました。ランダムアクセス速度では両者の差はわずかで、日常使用では大きな違いを感じることはないでしょうが、この予想外の速さには本当に驚きました。

結論

Surface Pro 9の内蔵SSD(1TB)は大容量データの扱いで高速な転送速度を誇りますが、USB 4接続のポータブルSSD(2TB)がこれに匹敵、あるいはそれを上回るパフォーマンスを示したことには正直驚きました。この結果から、ポータビリティを重視するユーザーにとって、USB 4接続のポータブルSSD(2TB)は非常に魅力的な選択肢と言えるでしょう。

この分析が、どのポータブルストレージがご自身のニーズに最適か判断する際の一助となれば幸いです。

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