Linux OSでタイムゾーンを協定世界時(UTC)から日本標準時(JST)へ変更する手順

Linux Server

クラウドサービス上で提供するLinux OSを利用する場合、デフォルトで設定されたテンプレートを利用するためタイムゾーンが協定世界時(UTC)になっていることが多いです。以下にタイムゾーンを日本標準時(JST)に変更する手順を記入しますのでご参考ください。

1)現在の協定世界時刻を確認します。

$ date
Sat Aug 19 06:30:35 UTC 2023

2)タイムゾーンの情報を持つファイルを確認します。

$ ls -la /etc/localtime
-rw-r--r--. 1 root root 114 May  1 19:04 /etc/localtime

3)ファイル内容が協定世界時(UTC)になっていることを確認します。

$ cat /etc/localtime
TZif2UTCTZif2UTC
UTC0

4)Tokyoのタイムゾーンファイルが/etc/localtimeになるよう設定します。

$ sudo ln -nfs /usr/share/zoneinfo/Asia/Tokyo /etc/localtime

5)/etc/localtimeファイルがTokyoのタイムゾーンファイルを指していることを確認します。

$ ls -la /etc/localtime
lrwxrwxrwx. 1 root root 30 Aug 19 15:42 /etc/localtime -> /usr/share/zoneinfo/Asia/Tokyo

6)ファイル内容も日本標準時(JST)になっていることを確認します。

$ cat /etc/localtime
LMTJDTJST
JST-9

7)変更後、日本標準時刻になっていることを確認します。

$ date
Sat Aug 19 15:45:27 JST 2023

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